不動産– category –
不動産は、地主・投資家の方々が運用する資産であり、相続税対策に極めて有用な機能を持っています。不動産の相続税評価額は市場価格を下回る評価となるため、相続税負担を軽減することが可能となります。
しかし、わが国の不動産価格は低下傾向にあり、将来的にキャピタルゲインを得ることは極めて難しい状況です。
それゆえ、不動産投資は、個人財産を増やす目的ではなく、財産を減らさないこと(相続税対策)を目的とする割り切ったスタンスが求められます。個人財産を増やしたいであれば、早急に不動産を売却し、金融商品の投資に充てなければいけません。「不動産は売却して、投資信託を購入する!」これが正しい資産運用です。
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不動産
不動産売却の税金?土地の取得費がわからない場合の計算は?
相続した実家を売却する際に心配になるのが、いくら税金を取られ、手取りがいくらになるのかということです。しかし、親が土地をいくらで購入したかなど、記録に残っているはずがありません。取得費がわからない場合の対応策を説明します。 【】 譲渡所得... -
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宅建業者の両手取引では売主の利益が犠牲になる!
【不動産売買に伴うコストはいくらか?】 宅地建物取引業者(宅建業者)を介して不動産の売買を行った場合、所定の仲介手数料を支払わなければなりません。仲介手数料は、通常は売買契約成立時にその半額を、残代金支払い時に残りの半額を支払う方法が多く... -
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不動産の売却・購入は慎重に進めよう!売買手続きと不動産登記
【不動産を「売却する」手続きは?】 不動産の売買には、法律や税金、登記など様々な分野が関係するため、慎重に意思決定を行う必要があります。事前に様々な情報を入手しておかなければなりません。 いくらで売るか? 不動産を売りたい場合、売却価格をい... -
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今でも有効なのか?事業用資産の買換え特例をわかりやすく解説!
賃貸している不動産を売却し、新たに賃貸用の不動産を購入すると、譲渡所得に対する課税を将来に繰り延べることができます。ただし、無条件で繰り延べることができるわけではなく、様々な条件があります。事業用資産の買換え特例を利用して、不動産経営に... -
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不動産投資と金融商品投資との比較、居住用・事業用どちらがいいか!
【不動産という資産の特徴を理解しよう】 不動産は投資対象の一つ 不動産は、自ら利用(住む、事業で使う)、保有することにより満足を得ることができるものです。つまり、自ら居住することもできますし、事業に使うこともできます。 自宅を所有するか賃貸... -
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【不動産M&A事例紹介】浅草の老舗料亭を不動産M&Aで売却
【】 浅草の老舗料亭を経営するA社の2代目甲社長は、70歳になって、引退したいと考えていました。A社の浅草にある料亭は、甲社長の父親の代に開いた古い店舗です。 父親の代にその土地に10階建てのビルを建て、1階は飲食スペース、地下を厨房にし、2階... -
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個別不動産ではなく、不動産を持つ会社を売買する!「不動産M&A」とは?
【】 銀座や赤坂などの一等地を見ると、歴史と伝統ある会社がたくさんあります。「百年企業」という宣伝もありますように、長く続いている老舗企業はとても立派に見えます。 しかし、その内情は、何度も相続を重ね、多数の分散した株主の間で意見の調整が... -
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実家の売却で3千万円まで税金ゼロ!「空き家特例」の使い方とは?
【誰も住んでいない実家の売却で節税できる「空き家特例」とは】 2023年12月31日までに、空き家となった実家を売却すると、譲渡所得(儲かった分)のうち3,000万円まで、課税されない特例があります。ただし、特例を適用をするためには要件がありますので... -
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法人化で節税したい!不動産オーナーが建物を法人に移転させる方法とは?
【「負担つき贈与」借金のある不動産は生前贈与できない】 「借金してアパート」によって建築した賃貸不動産を生前贈与する場合、担保となる不動産に借入金が付いてきますから、負担付贈与として評価されることに注意しなければなりません。 負担付贈与と... -
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大手ハウスメーカーの提案するアパートの価値は本当に高いのか?
賃貸アパートや賃貸マンションの建設は、相続税の節税対策として有効であり、提案されることが多いスキームです。しかし、建築したマンションやアパートが資産価値を保てるか、将来的な収益性・資金計画に問題がないのか、事前に検討しておく必要がありま... -
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「金持ち大家さんの」究極の節税対策セミナーDVD出演のお知らせ
弊社代表の岸田康雄が株式会社FPコミュニケーションズ制作の「金持ち大家さんの」究極の節税対策セミナーDVD(前編・後編)に出演しました。 このDVDは、不動産オーナーの方を対象に、売買・保険・法人化を組み合わせた「超」合法的節税法をマスターしてい... -
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サラリーマンによる不動産投資における節税手法を大公開!
【サラリーマンの確定申告】 サラリーマンや公務員などの給与をもらっている人や、転勤などにより持ち家を賃貸に出すことで家賃収入を得ている人もいると思います。給与以外に年間で20万円を超える所得を得た場合は、サラリーマンなどであっても確定申告を... -
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節税できる!不動産投資で減価償却のすごい仕組み!
【不動産投資における減価償却の活用】 不動産投資を行う方の節税手段に、減価償却という経費の計上があります。 この減価償却を使えば、会計上の利益が出ていても、経費の計上によって、所得を圧縮することができます。キャッシュ・フローが減るわけでは... -
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【不動産オーナー民法トラブル】家族が勝手に土地を売ってしまった!どうなる?
【勝手に賃貸アパートを売却して表見代理となる事例】 表見代理の事例を紹介します。 父親は、近ごろ認知症の症状が現れてきて、老人ホームへの入居も考え始めた時期、所有する賃貸アパートを売ろうかと考えていました。しかし、まだ土地売却を決意したわ... -
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【不動産オーナー民法トラブル】問題のある土地、欠陥住宅を買ってしまった!
【他人の持分がある土地だと聞いてなかった事例】 他人物売買の事例です。 買主A氏は、売主B氏から土地200㎡を購入しました。 しかし、その土地のB氏の持分は4分の3(150㎡)しかなく、持分4分の1(50㎡)は、B氏ではなく、C氏のものであることが判明しま... -
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【不動産オーナー民法トラブル】騙されて土地を売ってしまった!取り戻せるか?
【民法と不動産売買の関係】 不動産売買される方でもほとんどの方は、民法を知らないでしょう。また、知らなくても困らないはずです。 しかし、土地や建物の権利という大きな財産を売買する際の取り決めに係る法律です。これを無視するわけにはいけません... -
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不動産オーナーの節税はガンガン経費を計上すればいいのか?
【不動産オーナーにとって関心が高い「節税」】 筆者は会計事務所を経営しており、自ら担当するのは、財産2億円以上の大きな相続税申告、相続生前対策コンサルティングです。つまり、通常の税務顧問業務は、部下の職員が担当しているため、私が確定申告や... -
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不動産投資に関わる収支について
不動産投資に関わる収支を考える際には利回りを考える必要があります。利回りには表面利回り、実質利回り、想定利回りと言う考え方がありますので今回は収支を考える際に利回りを想定し収支の考え方を紹介したいと思います。 【利回りとは】 利回りとは支... -
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所得税、法人税コントロールの2つのキーワード
所得税・法人税のコントロールについては、2つのキーワードで理解しておきましょう。以下、その要点についてまとめています。 【所得税・法人税をコントロールするキーワード】 キーワード①「法人化による税率の引き下げ」 ・個人所得から法人所得への転... -
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【相続相談事例】共有なのに長女主導の賃貸事業にする?もめ事の引き金に!
【長女主導の賃貸事業?】 Sさん(70代・女性)は、30年以上も前に夫を亡くしました。 幼い娘3人を育てることは大変でしたが、農家の長男だった夫から土地を相続し、貸家や貸倉庫を建てて、賃貸業で生活をしてきました。娘三人はそれぞれ結婚して家を... -
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【相続相談事例】夫婦ともに対策が必要。動産、貸付金が手つかず。
【夫婦ともに対策が必要】 Aさんの夫は80代。数年前から難病を発症し、入退院を繰り返しています。病院ではすでに治療はし尽くしたということで、現在は自宅で生活をしており、おおよその余命宣告をされたということです。 Aさんは夫の余命が長くない... -
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【相続相談事例】助け合う姉妹は理想形?姉妹でも別という決断が必要。
【助け合う姉妹】 Aさんの父親は80代半ば。数年前、くも膜下出血を起こしてから半身付随となり、施設に入所しています。 Aさんは3人きょうだいの一番下で、兄と姉がいます。兄は父親の土地を借りてクリニックを開業しており、その土地を相続すること... -
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【相続相談事例】仲がいいと姉はいうが。妹は爆発寸前。温度差には神経を。
【ある姉妹の相続】 Aさん(50代・女性)の母親は90歳。自宅で元気に生活をされています。 Aさんは母親の自宅の敷地に家を建てて住んでおり、養子縁組をしているAさんの娘が母親の家に住んでいます。嫁いだ姉は別のところで生活をしていますが、母... -
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【相続相談事例】父親の土地を使用貸借。命があるうちに担保提供してもらいたい。
【急な相続発生の危機】 Aさん(30代女性)は、ずっと実家住まいで、現在は結婚して夫と二人暮らしをしています。 父親が買って家族5人で住んでいましたが、二人の弟が独立し、両親も母親側の祖父母の介護をするため、転居してしまったので、Aさんが...