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岸田康雄– Author –
公認会計士/税理士/宅地建物取引士/中小企業診断士/行政書士/一級ファイナンシャル・プランニング技能士/国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会認定)
平成28年経済産業省「事業承継ガイドライン委員会」委員、令和2年度日本公認会計士協会中小企業施策研究調査会「事業承継支援専門部会」委員、東京都中小企業診断士協会「事業承継支援研究会」代表幹事。
一橋大学大学院修了。監査法人にて会計監査及び財務デュー・ディリジェンス業務に従事。その後、三菱UFJ銀行ウェルスマネジメント・コンサルティング部、みずほ証券投資銀行部門、メリルリンチ日本証券プリンシパル・インベストメント部門に在籍し、中小企業の事業承継から上場企業のM&Aまで、100件を超える事業承継のアドバイスを行った。現在は税理士として相続税申告を行っている。
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【相続相談事例】同居するなら区分登記に?!親名義でないと特例が使えない。
Aさんは父親から呉服商を引き継ぎ、経営してきました。自宅は問屋街にあり、祖父の代に自宅と会社併用の6階建てのビルを建てています。バブル経済の頃は着物の需要も増えて、自宅以外に閑静な住宅地を控える立地にも店舗を出店し、そちらにも4階建ての... -
【相続相談事例】20年前とは違う! 有利だった不動産が、不利に。
時代の変化の怖さ Tさん夫婦は、叔父夫婦に子どもがいなかったことから、夫婦養子として養子縁組をしました。 叔父は初婚ですが、叔父の妻は再婚で、先夫の子どもが3人います。 養母が叔父と再婚したのは、先夫と死別したあとで、3人の子供たちはそれぞ... -
【相続相談事例】父親の自宅はどこ?特例が使えるか、否かで納税額が変わる!
小規模宅地の特例をめぐるトラブル Aさんの父親は今年亡くなり、相続税の申告の準備中です。母親は先に亡くなっており、相続人はAさんと弟の2人です。 父親は以前より賃貸経営をしていましたので、毎年確定申告をしています。そんなつながりから、相続税の... -
【相続相談事例】測量しておかないと間に合わない。済ませておけば余裕ができる。
土地の測量をしておかなかったTさん Tさんの両親はともに80代になり、相続のことが不安で相談に来られました。Tさんは妻と2人の子どもと両親と同居しており、姉は結婚して父親名義の土地に家を建てて住んでいます。 相談のきっかけとなったのは、姉が二... -
ストレスのある二世帯住宅は悲劇!ほどよい距離が必要【相続相談事例】
二世帯住宅でも不安な祖父母のケース Mさん(70代男性)は妻と長男(40代)家族(嫁と孫2人)と同居しています。 今の自宅は父親から相続したものですが、建物が古くなって建て替えるときにそれまで賃貸だった長男と相談し、二世帯住宅を建てて同居を始め... -
【相続相談事例】夫の連れ子は相続人ではない。自宅を渡すには遺言書で
法定相続人は実子のみになります。しかしこれまでの家族関係の中で連れ子に遺産を遺されたいという場合もあるでしょう。そうした場合の対応例を見てみましょう。 それぞれ、連れ子がいる再婚。公正証書遺言を作っていた。 Aさん(70代女性)は、夫婦とも... -
【相続相談事例】長女VS母+弟妹。責めたい気持ちを押さえて、ぐっと我慢
相続は大きなお金も関係しますし、これまでの人間関係のこともあるので、どうしても感情的になってしまいそうになることがあります。しかし、相手を責めるようなことはしてはいけません。 遺言書の無い相続で悩むAさんの場合 Aさん(60代・男性)は今... -
【相続相談事例】不動産がひとつでは分けにくい!満室のいまは売り時
日本人の相続財産の多くは不動産によって占められています。そのため相続の際にはどうやって不動産を分割するのかという問題が生じます。 賃貸物件を所有するMさんの場合 Mさん(50代・女性)の 母は80代半ばで、現在は介護施設に入所しています。父親... -
【相続相談事例】法人への貸付金に少数株主対策、企業オーナーの相続問題を解決する
企業オーナーの相続は一般の方の相続よりも問題が多くなりがちです。オーナーから法人への貸付金が長年放置されている場合もありますし、事業承継のためには少数株主への対策も必要になるからです。 企業と不動産オーナーのTさんの場合 Tさん(80代・男... -
【相続相談事例】納税資金問題、現金は建て替え資金で相続税には使えないという場合
相続税の納税は原則現金になりますので、納税資金をどう用意するのかというのは頭の痛い問題です。 ただ納税資金を用意する他に、不動産をうまく活用し相続税額自体を下げるという選択肢もあるので、時には思い切った決断が必要な場合もあります。 法人名... -
遺言書の書き方と相続争いを防ぐ【相続相談事例】
遺言書はその内容と同じく伝え方にも注意を払いましょう。特に親から子への遺言書は、兄弟が複数名いる場合誰か一人を代表に指名し、その人から他の兄弟へ伝えてもらうという場合があります。 しかし、これは相続争いの原因になりかねません。 姉との遺産... -
認知症対策に最適!民事信託の仕組みはこれだ!
高齢者が認知症になると相続対策は不可能になる 高齢化社会になり、80代、90代の方が多くなりました。それに伴い、身体は元気だけれども意思能力が低下して、いわゆる「認知症」になる方も増えています。 認知症になっても、成年後見人をつければよい...