相続税対策– tag –
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富裕層の相続税は今後増税になるか?2022年以降の改正に注意!
日本の税収において、相続税は令和3年度(2021年度)でも2.2兆円ほどしかなく、所得税の10分の1程度となっています。まだ増税の余地があることから、現在、政府の税制調査会は、富裕層の税負担を重くする方向に検討を進めています。また、相続直前の暦年... -
銀行や証券会社が提案する「ウェルスマネジメント」とは?
銀行や証券会社の営業マンが「ウェルス・マネジメント」というサービスを売り込んできます。これは生命保険の「ライフ・プランニング」と違うものでしょうか? 【1】 一生涯のライフ・プランニング どんな方でも生命保険の営業マンから商品の提案を受けた... -
相続税対策の基本!まずはここから!
【評価の引下げよりも先に資産を減らすこと】 相続では、先に相続税の総額が計算されます。すなわち、正味の相続財産(=資産-非課税財産-債務控除)」から基礎控除額を差し引き、その金額(課税遺産総額)を、民法の法定相続分で分けたと仮定してうえで... -
相続対策!不動産活用法まとめ
【住宅取得等資金贈与の非課税特例】 金融資産家にとっての資産承継対策は、相続財産を減らすこと、すなわち生前贈与が基本となります。近年、金融資産家にとって効果的な制度が導入されています。その一つに、住宅取得資金贈与の非課税特例があります。 ... -
相続の準備をはじめよう!終活はここから!
【相続生前対策の必要性】 欧米では、資産家の資産の保全およびリスク管理、資産承継のために、総合的な財務戦略が立案されることが一般的です。このような財務戦略のことを「エステート・プランニング」と呼んでいます。 日本には、このような財務戦略の... -
相続・事業承継対策!民事信託活用方法を網羅!あなたはどのケース?
【高齢の親が認知症になりそうな場合】 認知症と財産管理 【お悩み】 父親が高齢で認知症になりそうです。最近は財産の管理ができなくなってきた様子なので、今後のことが心配です。 高齢の父親が、賃貸不動産や多額の金融資産など高額の財産を持っている... -
民事信託のすべてがわかる!基礎知識を徹底解説!
【】 信じて託すこと 信託とは、「信じて託す」すなわち個人が持っている財産を守りながら、それを人に預けることです。具体的には、本人が自分で財産を管理することに不都合が生じた場合、それを人に財産を預け、預かった人がその財産の管理を行いながら... -
不動産所有法人のメリットと節税効果とは?
【法人経営による所得税の節税】 重い所得税と軽い法人税 2015年度の税制改正において、課税所得4,000万円超の人の最高税率が45%に引き上げられました。それ以外の人も同様に、累進課税が適用される所得税の負担は極めて重いものとなっています。 これに... -
資産の組換えで相続税対策!金融商品から不動産へ
【財産2億円までの相続税対策】 相続税負担は重くない 日本の相続税は、「最高税率が55%と高い。相続のたびに財産が半減して、三世代の相続で財産が消えてしまう。」と言われることがあります。 しかし、実際のところは、そこまで重い税金ではありません... -
すぐわかる!不動産評価額の調べ方
【はじめに】 今回は、財産評価において最も重要な不動産の評価について解説いたします。土地の評価単位、路線価方式と倍率方式、自用地としての評価だけでなく、借地権、貸宅地、貸家建付地の評価方法まで理解しておきましょう。 【土地の評価単位】 土地... -
贈与税がかからない!4つの非課税制度
【はじめに】 高齢者が持つ資産を次世代へ承継することを促進し、わが国の経済成長を図ることを目的とする制度として、住宅取得資金、教育資金、結婚子育て資金に係る贈与税の非課税制度があります。今回は、これらの制度とともに、2,000万円の配偶者控除... -
相続時精算課税制度
【はじめに】 贈与税の計算には、暦年課税制度と相続時精算課税制度があります。相続時精算課税制度とは、相続税と贈与税を一体化するもので、次世代への資産承継を促進し、高齢者が持つ資産を活用して消費を増やすことで、わが国の経済成長を図ることを目... -
相続税とは?何に課されるの?誰が払うの?
【はじめに】 相続税とは、法律に基づいて、人の死亡を原因として財産が移転するときにかかる税金です。それでは、どのような財産に税金がかかり、誰が相続税を納めるのでしょうか。今回は、相続税の課税財産と納税義務者について解説いたします。 【相続... -
【まとめ】遺言の書き方・効力と遺留分
【はじめに】 遺言とは、人の死亡後の法律関係を定める意思表示のことです。遺言者が死亡したときに、その効力が発生します。満15歳以上で正常な意思能力がある人であれば、遺言を書くことができます。今回は、遺言の作成方法と遺留分について解説いたしま... -
相続人は誰?相続人になれる人を徹底解説!
【はじめに】 人が亡くなると、亡くなった人が持っていた財産を、特定の人が承継することになります。これを相続といいます。ここで、亡くなった人のことを被相続人、承継する人のことを相続人といいます。今回は、誰が相続人になるのか、、その相続人はど... -
わかりやすい!不動産以外の財産の評価方法
【はじめに】 相続税法では、財産の評価原則として、「相続または遺贈により取得した財産の価額は、その財産の取得時における時価により、その財産の価額から控除すべき債務の金額は、その時の現況による」という規定が設けられており、これ受けて国税庁は... -
相続税がゼロ円に!?配偶者税額控除のすべて!
【はじめに】 相続税の計算には、3つのステップがありました。第一ステップは課税価格の計算、第2ステップは相続税の総額の計算、第3ステップは、相続人それぞれが納付する税額の計算でした。今回は、第3ステップにおいて算出された相続税額から減算す... -
会社の子供に継がせる親族内承継、社長の相続はここに注意したい
会社を子供に継がせることは、親族内承継と呼ばれます。子供に社長交代しすること、子供に株式を相続することが問題となります。その際の注意点を理解しておきましょう。 【最大の課題は企業経営の承継】 企業経営者は、社長であると同時に大株主です。大... -
相続税対策はこれで十分!暦年贈与の大きな効果
相続税対策の基本は、財産評価を引下げること、財産を減らすことです。今回は、様々な贈与の制度によって、生前に財産を減らしておく方法を説明いたします。 【相続税対策の基本は相続財産を減らしておくこと】 相続税の計算方法は、相続財産額から基礎控... -
相続対策に生命保険を活用していますか?
規模の大きな不動産は、相続のときに容易に分割できるものではありません。今回は、生命保険を活用して上手に遺産分割する方法を考えてみましょう。 【分割・納税・節税の3つに効果がある生命保険】 相続生前対策には3つの柱があります。①円満な遺産分割... -
企業オーナーの事業承継の2つの側面~知的資産の承継と個人財産の相続
「大廃業時代」がやって来る。わが国を支えてきた団塊の世代は、2025年に後期高齢者である75歳に到達する。この世代の経営者が大量引退するとき、後継者不在の中小企業が廃業すると、650万人の雇用と22兆円のGDPが失われると言われる。 このような状況を打... -
路線価による不動産の評価が否認~ 東京地裁判決から考える相続税対策の限界
今年、税理士にとって衝撃的な判決が出た。 これまでわが国において相続税対策といえば、借金して不動産投資が王道であった。地主にとっての賃貸アパート建築、金融資産家にとっての区分所有マンション投資は、いずれも不動産業者から大々的に宣伝され、資... -
生命保険が遺産分割に最適だというのは大きな誤解だ
【終身保険とは何か】 終身保険は、死亡保障をカバーすることを主たる目的とし、被保険者が死亡したときに、決められた受取人が死亡保険金を受け取ることになる生命保険である。これには満期が設定されておらず、保障が一生涯続く契約となっている。被保険... -
キャッシュ10億円でも相続税ゼロ!金融資産家の相続税対策はこれだ!
法人を通じてタワーマンションに投資することによって、多額の金融資産を法人の株式に変換し、ゼロ円で贈与することができます。 不動産の圧縮率は80%程度であるため、3年後の相続税評価が引下げられます。 その一方で、借入金はほとんど変わりません。...
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